社員教育や研修、企業の人材育成はクリエイトの出張研修

社員教育・研修に関するお役立ち情報

ビジネスにおける統率力の意味ってなに?管理職の統率力の高め方も紹介します

2019.07.01 管理職の心構え

統率力はビジネスをスムーズに進めるために必要なものですが、統率力という言葉を知っているだけでは意味がありません。
ここでは統率力とはなにか、そして統率力をアップさせる方法にはどのようなものがあるのかを紹介していきます。
部下とともに仕事をする管理職の人におすすめの内容です。

統率力の意味と統率力のある人の特徴

はじめにビジネスシーンで使われる「統率力」の意味とともに、統率力のある人の特徴を知っておきましょう。

統率力とは

統率力とは簡単に言うと「設定した目標へと組織をまとめ、率いていく力」です。
「組織をまとめる力」イコール統率力と考えている人もいるかもしれませんが、「組織をまとめる力」は統率力の一部分でしかないと考えた方が良いかもしれません。

「組織を率いて目標を達成する行動力」も、統率力の重要な要素と考えられます。
組織をまとめるだけではなく、それを率いる行動力が伴ってこその「統率力」だと思ってください。
統率力には「率」という文字が入っていることから、自ら「率先」して行動し、組織のメンバーを「率いる」ことが必要だと認識しておきましょう。

リーダーシップのある管理職の特徴

あくまで一般的にですが、統率力がある人の特徴には以下のようなものがあります。

・判断が的確
統率力のある人は、問題や課題に直面したときに的確な判断を下して組織を導くことができます。
判断ミスが少なければ目標の達成に近づくことになりますし、組織のメンバーからの信頼を得ることもできます。

・能力が高い
業務のあらゆることに対して精通しているタイプとある分野に特化したタイプの違いはありますが、統率力のある人には能力が高いという特徴があります。

・コミュニケーションがうまい
統率力がある人はメンバーの意見を上手に聞き、自分の言いたいことをうまく伝える力を持っています。
また、褒めるべきときに適切に褒め、叱るべきときに適切に叱ることもできるため、組織のモチベーションを向上させることができます。

・メンタルが強い
常にポジティブ思考なのが統率力の高い人の特徴です。
想定外のことや失敗にも動揺せずに挽回する方法を考えて、万が一のときには周りの意見に惑わされず果敢に実行する精神力の強さを持っています。

関連ページ

管理職は身に付けたい統率力の高め方とは

統率力の概要について理解できたところで、ここからは統率力をどのようにして高めるのかを考えていきましょう。

結論から話をする

メンバーと話すときには発端や経緯から話すのではなく、覆りようのない結論から先に話すようにしてください。
結論の内容が衝撃的なものであればメンバーは動揺し、質問攻めに遭うかもしれません。
それが予想される場合は「質問は後で受け付ける」ことを最初に断っておきましょう。
結論を先に言うことで自分のペースで話ができるようになるので、普段から意識しておくことをおすすめします。

経過の確認を怠らない

組織で1つの仕事をする場合、メンバー毎に進度が異なることもあります。
誰かが遅れれば他の人の仕事に影響が出るため、チームワークが乱れてしまうかもしれません。
それを防ぐためにも、定期的かつこまめに経過確認を行いましょう。
メールや文書による報告ではわからない点もあるので、時間を割いてメンバーと話し合うことが大切です。結果的に業務効率が上がる可能性があります。

セミナーで統率力の強化方法を学ぼう

統率力は管理職やリーダーに必要なものですが、一朝一夕に身に付けられるものではありません。
より早く効率的に統率力を身に付けられるように、クリエイトではリーダーや管理職向けの講座を各種取り揃えています。
ぜひ受講して、統率力のあるビジネスパーソンになってください。

資料請求・お問い合わせはこちら
関連記事