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良いビジネスマナー講師と悪いビジネスマナー講師の見極め方と、良い講座の選び方とは

2019.01.18 研修の選び方

最近、実際はないマナーを「知られざるマナー」などとして紹介したり、問題がないことまでマナー違反として言及したりするマナー講師が少し話題になっています。
例えばここ10年ほどで、失礼な表現とされた「了解いたしました」は実際は失礼ではなく、十分な敬語として見直されつつあります。
また、マナー講師が「緑茶をお祝い返しに使ってはいけない」や「徳利の注ぎ口は使ってはいけない」とテレビで発言したことで炎上したのも記憶に新しいです。
しかし、ビジネスマナーは大切なため、有益なビジネスマナー研修をセッティングするための講師の見極め方をご紹介します。

ビジネスマナー研修の失敗事例

ビジネスマナーは、なんのために存在するのでしょうか。
それは、「ビジネスにおいて、相手との円満で良好な人間関係を築くため」に他なりません。
ビジネスマナー研修でのゴールを考えたとき、以下のような事例は残念ながら失敗です。

実際の仕事と研修内容が合っていない

例えば、コールセンターに配属される人を対象にしたビジネスマナー研修で、名刺の交換についてどんなに丁寧に説明しても意味がありません。
コールセンターの人は基本的に直接外部の人と会うことはなく、名刺の交換もしないからです。
この失敗事例は、事前に人事担当者とマナー講師の意思疎通ができていないことに原因があります。
コールセンター勤務であれば、電話での受け答えのマナーが中心の研修をセッティングするべきです。

目的が不明瞭で受講者に疑問が残る

新人研修や、社内研修でマナー研修を受けた後、社員の中には不満を持つ人も少なくありません。
具体的には下記のような例があります。
「お辞儀の角度までしつこく教えられたが、役に立つと思えない。」
「名刺の受け渡しが、国際社会で通用するとは思えず、馬鹿らしい」
「内容が仕事に直結していない」
「ビジネスの経験者じゃない人にマナーを教えられる筋合いはない」
といったものです。
せっかくお金を使ってマナー講師を呼んでいるのに、結果がこれだと非常にもったいないです。マナー講師選びがいかに重要かがよくわかります。

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悪いマナー講師の特徴と見極め方

悪いマナー講師の特徴、それはずばり「上から目線で態度が大きい」です。
昨今のマナー講師への風当たりの強さや、ビジネスをやったことがない人にビジネスマナーがわかるのかという疑問も挙がります。
このような反発が想定される状況で、上から目線で「マナーを教えてあげる」といった雰囲気の講師は避けたほうがいいかもしれません。
「マナー講師」なので、相手を不快にさせるようでは、マナー以前の問題です。
受講者からも受け入れやすい講師を選択するのが成功への鍵です。

良いマナー講師の特徴と見極め方

良いマナー講師とは、ただマナーを説明するだけではなく、「マナーを守ること自体の大切さを説明できる人」です。
つまり、「お辞儀を45度にする意味がわからない」、「名刺交換にここまで気を使うのは馬鹿げている」と思っている社員に対し、なぜこのようなマナーがあるのか、マナーを守る、丁寧に対応することでどんな自分になれるのか、人からどう見られるかを説明できる講師が良いマナー講師です。
人は、納得できないことを行うことに大きな苦痛を感じます。
ですが、マナーを守ることで、「成功した人」「信頼できる人」など、なりたい自分に近づけることに気づくことで、社員のマインドから変えることができるのです。

まとめ

新入社員研修などで外部から招く機会が多い、ビジネスマナー講師。
講師の質はもちろん「自社の風土や目的に合っている講師を選ぶこと」が最も重要です。
会社の社風やポリシーを理解して、一緒に社員を育てていってくれるような講師なら、ビジネスマナー講習を成功させるのも難しくないでしょう。
クリエイトでは、受講者自身の成長意欲を高めるプログラムを行っているほか、経験豊富なプロの講師から学べるので安心して受講いただけます。
是非ご活用ください。

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