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セミナーと講師出張の違いとは。メリット・デメリットをご紹介

2018.12.13 研修の選び方

外部講師による研修は、さまざまな分野のスペシャリストの観点から、話を聞けるという大きなメリットがあります。
では、セミナーによる研修と、講師出張による研修はどちらを選べばいいのでしょうか。
それぞれのメリットとデメリットを比較していきます。

外部講師による社員研修の特徴

社内研修ではなく、外部講師に研修を行ってほしい場合、大きく分けると2つの選択肢があります。
一つはセミナーによる研修で、もう一つは講師出張による研修です。
どちらも、その道のスペシャリスト、いわば研修のプロに学ぶことができるため大きな効果が期待できますし、普段合ったことのない人とコミュニケーションをとることで、新鮮な風を感じてフレッシュな気持ちで取り組むことができます。
セミナーと出張講師、それぞれのメリットとデメリットを見ていきましょう。

セミナーによる研修のメリット・デメリット

セミナーのメリット

・意欲が高まる
一つの流れとして整理された話を聞くことができるのがセミナーの魅力です。
書籍などを出版している講師の場合でも、文章では伝えづらいことをセミナーでは聞ける場合がありますし、まだ書籍や雑誌には欠かれていないタイムリーな話が聞ける場合もあります。
文章を読むように耳から聞きたいという人には、一種の講演のようなセミナーが効果的なことがあります。

・ほかの参加者と人脈ができる
また、外部講師の行うセミナーにはさまざまな人が集まるため、参加した人との人脈ができるのも大きなメリットと言えるでしょう。
セミナーに集まる人は、同じ目的意識を持っているため、話が通じやすく、仲良くなりやすいと言われています。

セミナーのデメリット

・内容が求めているものと違う可能性がある
セミナーは、受講するまで中身がわかりません。
そのため、タイトルや事前に聞かされていたテーマから想像していたものとは違う内容のセミナーを受けることになる可能性があります。

・受講内容は自力で自分のものにしなければいけない
セミナーで有益な話をたくさん聞くことができ、モチベーションが高まった場合でも、その後どうするのかは、一切自分の肩にかかっています。
セミナーで得た内容は実践しないと意味がないので、受けただけではだめだという意識を持つ必要があります。

講師出張による研修のメリット・デメリット

講師出張のメリット

・自社のためだけの特別な研修が可能
講師出張は、たとえ同じテーマであっても、階層別に研修をカスタマイズしたり、受講者の能力や知識に合わせたカリキュラムを組んだりすることが可能です。
新入社員向け、スキルアップ系、管理職向けなどの中から、自在に組み合わせて選ぶことができるので、一切ムダのない研修を行えます。

・研修後のサポートを受けられる
講師出張であれば、アンケートや受講態度などから、研修成果の報告が得られるほか、前回の研修結果をふまえた研修の提案や、最新の「育成情報」などを提供しているケースもあります。

講師出張のデメリット

・打ち合わせが必須
講師出張をする際には、自社に向けた研修があるというメリットがある反面、それを実現させるためには、担当者がしっかりと研修実施の背景と目的、さらに現状を把握し、それを伝える必要があります。
一からカリキュラムを組むよりはるかに負担は少ないですが、ある程度自社で問題点をつきとめなければいけません。

・比較的費用が高い
セミナー受講に比べると、自社のために出張講師を呼ぶ場合、費用が高くなる可能性があります。
「セミナーより出張講師のほうが高い」というわけではなく、受講する人数や状況によって変わるので、比べてみるのがおすすめです。

まとめ

研修セミナーと講師出張について比較してみました。
どちらも成功すれば、研修として社員教育の成果が大いに期待できるものです。
どちらにしようかお悩みの場合は、自社の課題や現状を明確に把握する意味でも、まず出張講師を依頼するほうが高い即効性を得られるかもしれません。

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