【研修実施後に見つかる課題と悩み】研修の成果を見える化するべき理由とは
「せっかく社員教育をしたのに、成果があったのかどうかわからない」このような悩みを抱えた管理職の人は多いようです。
では、どうすれば成果が見えるのでしょうか?
まずは課題を知ろう
成果を見えるようにするためには、まずは現状行っている研修の課題に向き合あって、具体的な内容を分析するのが大切です。
よくある課題として、以下のような例が挙げられます。
どのような研修を受けさせればよいかわからない
社員研修で何を学ばせるか?複数のカリキュラムがある場合、悩んでしまう方もいるかと思います。
そのような場合は、まずは部下の声を聞いてみてはいかがでしょうか。
実際に働いている人達の声を無視して研修内容を決めてしまうと「こんな研修をする時間があれば、他のことをやりたい」、「上層部はニーズをわかっていない」などの不満が発生し、研修に対する社員のモチベーションが低下する可能性があります。
アンケートなどを通して、社員の声を拾ってみましょう。
研修後の社員の変化がわからない
研修をして「やりっぱなし」にしていると、社員のためになったかどうかがわかりません。
研修直後に「この研修はためになりましたか?」などのアンケートをしても、それが実際の業務で役に立つのかどうか、研修直後にはわかりません。
期間をおいて社員にアンケートをするか、実際に業務を観察して判断することをおすすめします。
研修の投資対効果がわからない
投資効果は「研修によって得られた利益÷研修費用×100(%)」という計算で求めることができます。
しかし利益が上がった要因が研修によるものかどうかはわかりづらいため、研修で得られた利益を確定するのは容易ではありません。
投資対効果を求める方法として、「◯◯を5%アップさせる」など先に目標を立て、その達成を目指して研修をチョイスし、目標をどのくらい達成できたかを数値化するというやり方もあります。
どのようにして投資対効果を算出するかを決めてから研修を行うと、具体的な投資対効果の数値を算出しやすくなります。
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会場参加型セミナーと講師出向型セミナーの違い
研修にはセミナー会場に行って受講する形式のものと、講師を会社に呼んで研修してもらう形式のものがあります。
ここでは便宜上前者を「会場参加型」、後者を「講師出向型」と呼びますが、どちらを選ぶかで成果が変わることがあります。
会場参加型
多数の会社が受講するセミナーであれば、社会一般または同業他社に必要かつ普遍的な内容を教えてくれる可能性があります。
結果的に他社と横並びになるかもしれませんが、少なくとも「他社は知っているのに自社では知らない」といった事態は防げるので、参加する価値は大いにあります。
一方で、自社に必要な研修をピンポイントで受けるには、内容を吟味しなければなりません。
なお、一部の社員のみを参加させ、レポートなどでセミナー内容を共有することで社員教育を図る企業がありますが、実際にセミナーを体験していないと身につかないこともあるので注意してください。
講師出向型
自社に講師を呼ぶため、会社が必要とする研修を社員全員が受講しやすいというメリットがあります。
全員が同じ内容を受講すれば、1人の社員が聞き逃した内容を他の社員が補完するなどしてフォローできます。
実際の業務においても、各自がセミナーの内容を思い出しながら実践していき、それが各自に波及するなどの効果が期待できます。
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悩みを改善するために
当社では研修に関して専門のコンサルタントを用意しており、ご希望に添える研修をご提案できます。
また、単なる座学によるインプットではなく、ロールプレイングやケーススタディなどを通して「自分で考え、話す」というアウトプットがあるプログラムを実施しています。
これによって研修内容が脳に残りやすくなって学習効果が上がりますし、実際の業務のときに思い出して仕事に役立てることが可能となります。
さらに、様々な形でアフターサポートも行っているので、研修の成果についてもご相談に乗ることが可能です。
まとめ
研修の成果が見えないという悩みは、様々な方法で解決可能です。当社では満足度の高い研修を数多く行ってきた実績がありますので、ぜひご相談ください。