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採用難を立ち向かえ!優秀な人材の特徴と面接を成功させるコツについて

2019.04.11 新入社員の育て方

採用難や人材不足が叫ばれて久しいですが、ここでは「優秀な人材とはどういった人か?」「そういった人を面接で極めるにはどうすればいいか?」を考えていきます。
採用に悩んでいる人事担当者はぜひお読みください。

採用難=人材難?最近の採用活動の動向について

この記事を書いている時点(2019年2月)では、就職については「売り手市場」であると言われています。
売り手市場では求職者が有利となるため、条件や待遇の悪い求人は見送られ、人手不足になってしまいます。
売り手市場であるためか、採用に関する失敗事例も増えてきたようです。
以下に具体的な失敗事例を紹介します。

スケジュール通り採用活動をしたのに成果ゼロ

初めて新卒採用をする企業が、大手広告媒体のノウハウに従って合同説明会への出展や会社説明会、面接を行ったのに、内定を承諾した新卒者がゼロだった事例があります。
「1年目だしこんなものか…」と考えた採用担当者ですが、結局原因はわからないままだったそうです。
原因がわからない状態だと次の年も同じ結果になる可能性が高いようで、ただただ時間とコストを浪費してしまうことになってしまいます。

採用した社員がモンスター社員に

人手不足だったため「どうしてもお願い」と入社してもらった社員が、「俺はお願いされて入社したんだ」と立場を利用して増長し、社内の人間関係を破壊して閉まったケースがあります。
採用にあたってはあくまで採用する側が主導権を握らなければなりません。

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会社にとって「良い人材」とは

「良い人材」の定義は会社によって異なるため、一般化することは難しいです。
そこで、採用にあたっては、会社の方で「良い人材」の定義を行うことから始めなければなりません。
会社の上層部の人間だけでなく、現場の意見も取り入れながら、
・現在会社が抱えている問題を解決できるのはどのような人材なのか
・将来会社が成長するために必要なのはどのような人材なのか
などを考えて、必要なスキルや実績、人柄などを事前に設定しておくことが望ましいでしょう。
漠然と「頭の良い人」「仕事ができる人」を募集していると、たとえ採用できたとしてもミスマッチが起こってしまう可能性があり、早期離職に繋がりかねません。
求職者と同様、会社側にも採用に関する自己分析が必要なのです。

良い人材を面接で見極めるコツ

短時間の面接で人間を見極めるのは難しいのですが、以下のような方法を試してみることをおすすめします。

企業理念について意見を述べてもらう

「会社に合わないから辞める」という事態を防ぐために、求職者がどのくらい企業理念を意識していて、それが肌に合っているのかどうかを確かめるための質問です。
企業理念に合致した考え方を持っている人の方が、会社に何かあったときに会社を救おうと最善を尽くしてくれる可能性が高くなります。

成功話より苦労話を聞く

成功した話は運が絡んでいることも多いので、むしろ過去にどのような苦境をどう乗り越えたのかを聞いてみましょう。

自社の問題点を話し、意見を求める

「我が社にはこういった問題点がありますが、あなたならどうしますか?」と切り出し、意見を求めてみるという方法があります。
これをすることで課題を前向きに解決するタイプなのか、具体的な解決案を提示できるタイプなのかを知ることができます。
「これを話すと内定を出しても辞退されてしまうのでは?」と思うかもしれませんが、どのみち採用後にはわかってしまうことですので、ミスマッチを防ぐ効果も期待できます。

面接官が「見極め力」を向上させる方法とは

人を見極める力を面接官が持つことは重要であり、この力を社内だけの教育で伸ばすこと自体は可能かもしれません。
相手の良いところや本音を引き出すスキルを社員同士で面接を行って養ったりすればいいのですが、人員の負担や時間がかかることなどが課題となります。
これらの能力を効率的に向上させるのであれば、外部講師によるセミナーを受講することが賢明です。
体験学習を通して具体的な面接手法・スキルを得ることができますし、講師による解説でやるべきことが明確化できます。
ぜひセミナーの受講を検討してください。

まとめ

会社組織にとって人材は非常に重要なものであり、人材を見極める面接官のスキルアップは急務です。
クリエイトでは「面接の見極め力向上講座」を開講しています。
かつての面接と違う、現在の面接に必要な知識を学ぶことができるおすすめの講座です。

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