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新入社員研修とは。目的や計画の立て方のコツを紹介します

2019.02.04 新入社員の育て方

数多くの社員研修の中でも、最も多くの企業が行っている研修が、新入社員研修ではないでしょうか。
新入社員研修は、「学生を社会人にする」「部署に入ってからではわかりにくい会社全体の仕組みを知る」「社会人のマナーを身につける」などの非常に重要な意味を持っています。
今回は、新入社員研修について、目的や意義を改めて考えながら、社内研修を成功に導くヒントをご紹介します。

新入社員研修の目的と意義


新入社員研修は、数ある社内研修の中でも非常に重要なものです。
研修の目的や意義には次のようなものが挙げられます。

学生からの社会人へのマインドチェンジ

新入社員研修は、多くの場合、3月まで学生だった社員たちに向けて行われます。
3月までは学生、4月からは社会人と変わるため、短期間に社員のマインドチェンジを行うことこそ、新入社員教育の最も重要な目的の一つです。

会社の事業への理解を深める

新入社員研修では、新人に、「自分が入社しこれから働いていく会社がどんな会社か」を理解してもらうことも大切です。
就活の際に企業研究をしてきたとはいえ、社外で得た情報と、会社が本当に知っておいてほしいことはもちろん違っています。
また、研修後にそれぞれの部署に配属されてしまうと、その部署の業務に集中することになるので、企業全体としての業務について理解するチャンスは少なくなります。
そういった意味でも、新人研修で理解してもらう必要があるでしょう。

業務上で必要なスキルの獲得

業務を行っていく上で、必要になる知識やスキルを理解することも大切な目的です。
新入社員が持っているスキルは人によってさまざまなため、企業にとって必ず必要となる知識やスキルの基礎を新人研修で学ぶことで、それをベースに実際の現場で実務の習熟を高めていくことができるようになります。

社会人としてのマナーや常識を身につける

実際に業務に入ってからでは、注意しにくいこと、伝えるタイミングが無いことなど、新人研修の間に伝えておくといいでしょう。
例えば、社内メールの送り方と社外メールの違いや廊下ですれちがった際のあいさつの仕方、取引先を訪ねる際の服装の確認など、「言わなくても常識だろう」というスタンスは捨てて、仕事の一部として割り切って教えることが大切です。
「社会人の常識」を1ヶ月前まで学生だった社員が持っているほうがおかしい、くらいの気持ちで、丁寧に教育する必要があるでしょう。

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新入社員研修を成功させるには


新入社員研修を成功に導くには、緻密なプログラムを組み立てることが最も重要です。
研修を成功させるには、そのタイミングと内容を綿密に詰める必要があります。
成功事例はどれも、その組み合わせがどれも的確だったものであり、外部講師との組み合わせもいい結果を生むことが多いようです。

プログラムを組み立てるコツ

新人社員研修を行う際には、会社としての目的をはっきりさせるのが第一です。
研修が終わった際、自社の社員としてどのような人になってほしいか。それをゴールに設定してからプログラムを組み立てます。
具体的には「社会人としての心得」「ビジネスマナー講習」「社会人の基礎知識を得る」などのカリキュラムの他に、新人同士や社内での絆を深める「チームビルディング」などを、適宜組み合わせていきます。
入社後すぐに社会人としての心得やビジネスマナー研修を行い、ある程度現場で仕事をしてみて再度新人を集めるほか、現在の仕事に対する不安やわからないことをすくいあげるという研修方法もあります。

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まとめ

社員研修は、企業の目的によってさまざまな方法で行われています。
なかには、暗闇の中でお互いに助け合う「ディアローグインザダーク」という暗闇研修を行う企業も存在します。
社員研修は成功すれば、企業にとってはもちろん、新人にとってもその後のスキルアップやモチベーションにいい影響を与えてくれるものです。
来年度の社内研修は、ゴールについて改めて考えてみてはいかがでしょうか。
クリエイトでは新入社員向けの「ビジネスマナー講座」や「ビジネス力強化講座」などをおこなっているので是非ご活用ください。

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