社員教育や研修、企業の人材育成はクリエイトの出張研修

社員教育・研修に関するお役立ち情報

教育担当者必見。新入社員研修の教育係に対して会社がバックアップすべきこと

2019.09.09 強い組織の作り方

企業として新入社員が入った時に行うことの1つである新入社員研修。1日でも早く戦力となるよう育てていくことは、企業が成長していくうえで非常に重要だといえるでしょう。しかし新入社員研修は教育係にとっては大きな負担となることも。そこで新入社員研修の教育係に対して会社がバックアップできることについて考察します。

教育係の負担3選

どんなに能力のあるものであっても、その活かしかたがわからなければ十分に発揮することはできません。そういった意味で新入社員研修は新入社員にとって重要なものであると同時に、その能力を最大限まで引き上げる任務を担った教育係の負担は少なくありません。具体的には次のような負担が考えられます。

1. 自分の業務を行う時間がなくなる

通常、新入社員研修は営業時間内に行われます。そのため研修を行う間は自分の業務を行う時間が大幅に削られます。研修方法によっても異なりますが、研修中はもちろん、それ以外でも質問をされれば自分の業務を後回しにして回答しなくてはならない場合もあるでしょう。そうなればおのずと残業が増え、身体的な負担も増えていきます。

2. 社員によって業務を理解するスピードが異なる

新入社員の教育係として一人に一人付く形であれば、その一人に対してのみ教育を行えばよいのですが、研修となると1人で複数人の新入社員に対峙することが一般的です。そうなれば当然、一人ひとりの理解スピードも異なり、早い社員を対象にすれば落ちこぼれてしまう社員が増えます。しかし遅い社員を対象にすれば非効率になってしまうでしょう。そのためすべての社員の理解度を把握しつつ進めていかなければならず、常に時間との戦いとなります。

3. 業務以外のことまで指導しなければならない時もある

新入社員研修は自社の業務を教える以外にも電話の取次ぎ、言葉使い、取引先での立ち居振る舞いなど社会人としてのマナー、ルールも教育しなくてはなりません。なかにはそうしたことがまったくできていない新入社員がいる場合もあり、教育係にとっては身体的な負担のほか、精神的な負担が大きくかかることも珍しくありません。

教育係の負担軽減のためすべきこととは

教育係にとってさまざまな負担がかかる新入社員研修。しかし企業としては新入社員研修の成功如何がのちの成長力に大きく関わってくるため、決しておろそかにするわけにはいきません。そこで少しでも教育係の負担を軽減する方法としておすすめなのが、コーチング・リーダーシップ研修を行うことです。
どんなに能力が高く業務スピードが速い社員であっても、人に教えることが上手いとは限りません。教え方がわからない、どうすればうまく理解してくれるのかがわからないといったことが大きな負担となってしまうこともあるでしょう。自身の知見、ノウハウを具体的に伝えられれば、新入社員の理解度も大きくアップします。
またコミュニケーションスキルも重要な能力です。相手を傷つけないアドバイスの仕方、悩みを上手く引き出す会話法などもこの研修で学ぶことができれば、自身の業務時間を極力減らさず、効率的な新入社員研修が行えるようになります。

教育係の負担軽減策が結果として企業全体の底上げにつながる

新入社員を一人前に育て上げるための新入社員研修。しかしそれは同時に教育係となる社員の底上げにもつながります。教育係となることで客観的に自社の業務を見られるようになる。人に教えるため業務の理解度が深まる。コミュニケーションスキルがアップするなどその効果は決して少なくありません。
そうした意味でも企業としては、新入社員はもちろん、教育係に対しても積極的にバックアップし、負担を軽減させつつ成長を促していくことが重要だといえるでしょう。

資料請求・お問い合わせはこちら
関連記事