強い組織ってなに?組織力を強化・向上させる社員の教育方法について
「強い組織」という言葉がありますが、それはどういったものなのでしょうか。また、組織を強くするために、どのような方法があるのでしょうか?
ここでは、それらの疑問を解決するための方法を述べていきます。
そもそも組織力ってなに?
例えばスポーツの分野では、「個々の力で劣っているチームでも組織力を発揮すれば勝てる」などの言い方がよく用いられますが、組織力という言葉の意味はどのようなものなのでしょうか?
組織力という言葉をインターネットの辞書で調べると、以下のような解説を見つけることができます。
・組織がまとまって動く時に発揮される実行力、また、他に与える強い影響力。組織の持つ力。
・ある個人や団体が持つ、目標の下に人々を集めて動かす能力。物事を組織する能力。
ピンとこないかもしれませんが、ビジネスにおいては以下の要素を持っている組織が「組織力がある会社」という評価を受ける傾向があります。
・トップとメンバー間に信頼関係がある。
・全員が同じ方向を向き、意識を統一して業務を遂行している。
・個々の能力が活かせる場所で、高いモチベーションを持って仕事をしている。
・コミュニケーションが活発。
・助け合いの精神がある。
・生産性が高い、または長期にわたり、利益を出している。
・新人教育の仕組みが整っている。
自分の会社と照らし合わせて、当てはまる部分は伸ばし、当てはまらない部分は根付かせるように意識していきましょう。
強い組織と弱い組織の特徴とは
では、強い組織と弱い組織の特徴はどこにあるのでしょうか?
メリットとデメリットをメインに紹介していきます。
強い組織の特徴
・トップとメンバー間に信頼関係があり、コミュニケーションが活発なので、意思決定から情報共有が早い。
・全員が同じベクトルで仕事をしているので、業務処理速度が早くなる。
・助け合いの精神があるので、誰かのミスを他の人がカバーできる。
・個々の能力が活かせるので、業務効率が良くなり個人のモチベーションも高くなる。
・新人教育が行き届いているので新人が早く戦力になれるし、ひいては会社の持続性も高まる。
弱い組織の特徴
・トップとメンバーの間に信頼関係が少ないので、トップの言うことをメンバーが聞かないことがある。
・全員が別の方向を向いてバラバラに仕事をしているので、業務効率が悪くなる。
・個々の能力を活かせる場所に配属しないので、個人の得意分野を活かせず業務効率が悪くなる。また、苦手なことを無理にやらされることで、モチベーションの維持が難しくなる。
・コミュニケーションが活発でないので、意思伝達が遅れることがある。
・助け合いの精神がないので、誰かのミスが発覚してもフォローがない。
・新人教育の仕組みがないため、新人が一人前になるのに時間がかかる。
弱い組織は強い組織と比べてデメリットだらけと言えます。
部下を鍛えて組織力を向上させる方法
組織力向上のためには、管理職やリーダーが率先して動き、部下を教育していくことが必要です。
職場で教育することも可能ですが、それには管理職やリーダー側に部下を教育のノウハウが必要だったり、そもそも管理職やリーダー側にそのための経験がなかったりなどの課題があります。
組織力を向上させるには、専門の講師によるセミナーなど、外部研修を利用することが大切です。
部下には部下の、管理職には管理職向けのセミナーをチョイスすることが可能なのもメリットです。
上手にセミナーを活用して、強い組織作りに役立ててください。
まとめ
組織力の向上にはセミナーの活用が有効です。
クリエイトでは管理職やリーダーに向けて「組織力向上講座」を実施しています。
指導力、育成力、管理力を向上できる講座なので、管理職の人におすすめです。