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今の時代には必須!?労務管理トラブル防止の重要性

2019.01.24 強い組織の作り方

労務管理に関するトラブルが近年急増しています。例えばセクハラやパワハラ、あるいは面接に関するトラブルなどがこれにあたります。
今回は実際にあった労務管理に関わるトラブル事例をいくつかピックアップして紹介し、それを防止するためのセミナーや研修などを併せて紹介していきます。
「我が社ではこれまでそういったトラブルがなかったから大丈夫」と油断せず、前もって対策を講じておくことをおすすめします。

労務に関するトラブル事例

まずは労務に関するトラブルの事例をご紹介します。

面接にまつわるトラブル

面接では「質問してはいけないこと」が定められており、これを知らずに質問してしまうと最悪の場合法令違反となってしまいます。
例えば、ある実家暮らしの人が面接官に「なぜ実家暮らしをしているのか」とバカにしたように聞かれたことがありました。
その人はかつて一人暮らしをしていましたが、家庭の事情で実家に戻らざるをえなくなり、そのことを告げました。
そうすると「それは良い身分ですね」と言われたそうです。このようなやりとりは、実は職業安定法では11項目の「質問してはいけない事項」に定められており、この面接官の質問はそのうちの「家族に関すること」や「生活・家庭環境に関すること」に抵触するおそれがあります。
面接官の態度は問題ですが、質問内容にも問題があるケースと言えます。

ハラスメントにまつわるトラブル

近年多くの企業を悩ませているのがパワハラ・セクハラにまつわる問題です。
女性の体を触ったり性的関係を求めたりすることがセクハラにあたるのは誰でも知っていると思いますが、男性が女性に「髪切った?」と聞くだけでも場合によってはセクハラになるおそれがあります。
また、意外と知らない人がいるかもしれませんが、海外では女性が男性に対して行った行為がセクハラになった事例も存在します。
パワハラについては暴言や過重労働などが該当するイメージがあるかも知れませんが、仕事を与えなかったり自宅研修をさせたりしたことがパワハラに認定されたこともあります。
知らずにセクハラやパワハラに該当する行為をしないためにも、以下で紹介する研修をしっかりと受講することをおすすめします。

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労務管理が学ぶべき知識と研修

ここからは具体的にどのようなセミナーや研修を受ければいいのかを考えていきます。

労務管理トラブル防止講座(面接・採用・退職

このセミナーでは人材募集・採用・試用期間までの法律的留意点が学べます。
また、労働条件のあり方や法律に則った労働社会保険への加入、退職時のトラブル防止策も学ぶことができます。
社員の募集から退職までを広くカバーしており、非常に役に立つ内容が目白押しです。
これに加えて書類選考や面接のポイントまで教えてくれるので、大変おすすめの講座と言えます。

ハラスメント防止講座

こちらはその名の通りハラスメント防止策を学べる講座です。
ハラスメントに関する基礎知識を手に入れることができますし、具体的な事例を基にした研究も可能です。
ハラスメントを予防するための対人関係構築力を向上させることもできます。
企業としてハラスメント対策を考えているのであれば必ず受講すべき講座です。

女性を部下に持つ管理職者講座

セクハラをおそれて萎縮してしまわないように、女性を部下に持つ管理職者が苦手意識を克服しつつ女性を活かして伸ばすためのノウハウ学ぶ講座です。
女性社員の育成に必要なスキルや、女性が活性化できる社内システムの構築方法などを学んでいきます。
女性自身が受講しても学ぶところが多いので、性別を問わずに受講をおすすめします。

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まとめ

労務管理に関する知識が不足していると、最悪の場合訴訟などに発展し、それが原因で企業イメージが大幅に悪化する危険性があります。クリエイトでも労務管理に関する講座を開いていますので、今回ピックアップした研修を受講して、トラブルを未然に防ぎましょう。

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