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事前に対策しておこう!!新卒社員に関わるトラブル3選!

2019.03.18 新入社員の育て方

新卒社員はまだまだ社会に出たばかりのヒヨコ状態です。
バイトなどで社会経験を積んだつもりになっている新卒者もいるようですが、会社員として求められる能力と責任は学生のバイトより1段も2段も高いことがわかっていません。
わかっていないからこそ、新卒社員はしばしばトラブルを起こします。
ここでは新卒社員に関係するトラブル例をご紹介していきます。
トラブルを避けるためにも、しっかりと新人研修を行ってください。

近年の新卒、新入社員の傾向

まずは最近の新卒者の特徴を知っておきましょう。

概ね真面目で、とがった人は少ない

かつては他の人とは違う個性を持った、ある意味とがった社員がいたようですが、現在の新卒社員は真面目で言われたことには従う傾向があります。
学校などで悪目立ちしないように過ごすことを優先する人が増えたせいかもしれません。

仲間意識はあるが、対人関係能力は未熟

SNSなどで面識のない人と親しくなったり、ネットゲームで見知らぬ者同士協力したりしてきた経験が多いので、コミュニケーション能力そのものには問題ありません。
しかしバーチャルでない対人関係や上下関係が発生する人間同士の付き合いにはまだ慣れていない人が多く見られます。

他人の評価を気にしがち

いわゆるSNSなどの「炎上」を見ながら育ってきたせいか、他人の評価をかなり気にします。
人前で叱責などすると深く傷つくことも多いので注意が必要です。

新卒の入社直後によくあるトラブル

それではトラブルの例を見ていきましょう。

1度注意したら来なくなった

新卒社員の仕事の進め方が間違っていたので細かく指導した結果、「重箱の隅をつつくような注意をされた」「揚げ足を取るように怒られた」と落ち込んで出社拒否してしまった事例があります。
「厳しく怒られたのでうつ病になった」と入社後すぐ休職したケースもあるようです。

SNSに不適切な投稿をした

本人を特定できる形でSNSをしている人は少なくありません。
投稿者が誰なのかわかるにも関わらず、所属する会社や取引先の悪口をネットに書き込んだり、悪ふざけで撮影した画像や動画を投稿したりしてトラブルを招く新卒者はいるようです。
会社として謝罪しなければならない事態になることもゼロではないので、ネットリテラシー関連の教育は大切です。

電話に出ない、メールで不適切な送信をする

新卒社員は電話に出たがらない傾向があります。
「新卒なので外部から自分に電話がかかってくることはない=自分宛てでない電話は出なくてもいい」などという理論があるようです。
そもそも現在は1人1台携帯電話を持っていて当たり前の時代なので、誰かにかかってきた電話を取り次いだことがない人もおり、電話慣れしていないことも考えられます。
また、近年はLINEなどのグループチャットで複数人との連絡を取り合っている人が多いため、複数人に送る際のメールの送信方法がわかっていない人もいます。
CCとBCCを間違えて一斉送信した結果、知らない人同士のメールアドレスが相互に丸見えになってしまった失敗例もあります。
電話やメールに関する失敗例や、失敗を恐れて電話に出ない例は多いので、これらの教育はマストです。

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新卒社員のトラブルを防ぐ方法

かつては新卒社員を教育すればある程度のトラブルは避けられました。
しかし現在は軽く間違いを指摘したり注意したりするだけでショックを受けてしまう新卒社員が増えています。
このため新卒社員の教育に先駆けて、教育する側であるリーダーや指導役の教育も行う必要があります。
おすすめの教育方法は、会社のリーダーや指導役に向けて行われる、部下や新人の指導をする人向けのセミナーの受講です。
新卒者の教育にセミナーを使うことも有効ですが、その前にまず指導役がセミナーを受けてください。
新卒者が関わるトラブルがぐっと少なくなるでしょう。

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まとめ

新卒者の教育にも指導者の教育にも、セミナーは有効な方法です。
「クリエイト教育」ではリーダー向け研修と新卒者向け研修の両方を行っています。
それぞれのニーズに合わせてご利用ください。

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